~園長のつぶやき~

~心の中の鬼はー外!~

 2月3日「立春」暦の上では春ですね。
 マリアこまくさ保育園でも「節分豆まき」をしました。

 それがとても楽しいのです!
 どこのクラスも何日も前から、作戦会議をします。
 今年はどんなユニークな作戦なんだろうと、わたしもワクワクでした。

  当日、5歳児のそら組に、回転ずしのような場所が出来ました。
「これで何をするの?」と尋ねると、「おいしい回転寿司でゆっくりしてもらって、悪い鬼か、良い鬼か聞くんだよ」
「悪い鬼だったら?」「ここにおびき寄せて退治するんだ。良い鬼は逃がしてあげて、一緒に遊んで、ご飯をご馳走してあげるんだ。」嵐の前の静けさ作戦ですね。

 4歳児ほし組は、「鬼の仲間のふりして、そのすきに豆を投げるんだ。怒りんぼ鬼と泣き虫鬼はごめんねして、仲直りさせてあげる」 
  「良い鬼にはプレゼントをあげるんだ」やさしさプレゼント作戦。
       

 3歳児ひかり組は、「優しい鬼には、美味しいものを上げようかな。寝かせてあげるよ。」
 「隠れ家をつくって金棒で戦うよ。こわい人を守ってあげるんだ」思いやり作戦。

 2歳児にじぐみは、「隠れ岩と金棒を作って、皆なで隠れたよ」待ち伏せ作戦です。

 子どもたちの発想にはいつも驚かされます。

 子どもたちにとっては、鬼も大切なお友達なんですね。

 こんなに優しい素敵な子どもたちと、毎日過ごせることに感謝の気持ちでいっぱいです。

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