~ 秋の青空の下、子どもたちとお弁当開き ~
アリたちが、ござに「お邪魔しますと」遊びに来ます。 子どもたちは気になって、捕まえては何度も何度も土に帰してあげるのです。
ふと、思うのです。 「アリ」にとっては、人間は「進撃の巨人」のような、いやそれ以上のものに見えているのかもしれない。 アリをつまむ指は「ブルドーザー」のように見えているのかな。
何かの本に「人間の靴の上にいる蟻はビルディングの上にいると同じだ」と書かれていました。共存の世界の中で、ふと人間ではない世界に入って、いろんな世界をのぞいてみたいなと思うのです。
そんなことを考えながら、アリと子どもたちの姿をみながらお弁当開きをたのしみました。
~ 「ちくちく言葉」と「ふわふわ言葉」 ~
ひかりぐみ(3歳児)クラスの壁に「ちくちくことば・・・ばか・きらい・~じゃぁねーんだよ・だめ・いやだ」と書いた紙が貼られています。きっと部屋の中で飛び交っているのでしょう。
その下に、「ふわふわことば・・・大好き・ごめんね・ありがとう・まっててね・いいよ」と書かれていました。先生の心からの願いなのでしょうね。
しかし、そう簡単にはいきません。自分中心に地球が動いている3歳児のこどもたちのこころに、バイキンマン=「ちくちくことば」が毎日登場してくるのでしょう。
いよいよ先生の出番です! 先生は、毎日、ちょうちょのように飛び回りバイキンマンを退治するのです。 そして、子どもたちの気持ちを受け止め、子どもたちのこころに、勇気と自信を運んでくれているのです。
先生は 「アンパンマン」だったのですね! ファィト!!